上州武尊周辺 浅松山(1291m) 2014年7月5日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 9:17 林道工事現場−−10:13 斜面取付−−10:18 浅松山 10:20−−10:23 林道−−林道11:07 工事現場

場所群馬県利根郡川場村
年月日2014年7月5日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道工事現場に駐車
登山道の有無林道〜山頂までが無し
籔の有無林道〜山頂までが籔漕ぎだが籔は薄い
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント地図を持っていなかったが林道から山頂が近いので地図なしGPSで登る。林道は途中で工事中のため予定外の歩きが加わった。山頂北側直下から斜面に取り付く。シダがメインの籔だがそれほど濃くない。地形図上は山頂に登山道が通っているが今は廃道化し笹に埋もれている




地図が無いのでPC画面をデジカメで撮影 工事現場に駐車
林道の真ん中に重機 コンクリート養生中
その先は泥沼状態 工事現場が終わると落ち着いた状態に
登山道発見(でも廃道だった) 山頂北側から斜面に取り付く
残り128m。私のGPSは地図は出ません 浅松山山頂
Gさん標識 すかいさんの標識
倒れた標識 地形図の破線は笹に埋もれて廃道化
林道に戻る 下山は1か所だけショートカット


 上州武尊山から南へ派生する尾根上にいくつかピークがあるが、浅松山はその1つ。地形図を見ると山頂北側直下まで林道が通っていて簡単に登れそうだ。尾根上には破線も描かれている。その破線は南東の田代山も通っていて時間があればそこはで足を伸ばしても良いだろう。林道にゲートがあるのかは不明だ。今回は地図を準備していなかったが林道から近いので問題ないと判断した。もちろんGPSには山頂の緯度経度を入力する。

 林道の起点は西側の太郎集落。カーナビの指示に従って車を走らせ、県道から人家前の細い道に入る。小さな集落を過ぎると全面通行止めの看板あり。たぶん3.6kmくらい先とか書いてあったような。山頂直下まで車で入れないことは確定したが4kmくらいは歩きが節約できれば林道歩きは1時間くらいだろう。許容範囲内なので車を走らせる。林道は最近も作業車が入っている状況で割と安心して走行できた。工事区間の看板が登場し現場に到着すると重機が道を塞いでいた。それもそのはず、その奥はコンクリート舗装したばかりで養生中だった。看板によると8/20までが工事期間のようだ。今日は工事はお休みのようで人影は無く、道路の端に車を置いて歩き出す。霧雨のような細かい雨が降りしきっていた。

 舗装区間が終わるとその先は重機で削ったような柔らかい土の区間で、この天気だと私の車ではスタック必至だ。工事が終わるときにはここも舗装されているのだろうか。次のカーブまではそんなヤバい区間でカーブを過ぎると古いままの林道に戻った。工事でしばらく車が入っていないからだろうか、少し荒れた印象を受ける。しばし延々と林道を歩く。

 途中、「下山道」の案内標識が登場、これは地形図の破線が生きているということだろう。だったら途中で林道から登山道が分かれて浅松山山頂に導いてくれるはず。その標識は林道が最後に尾根から離れて北を巻く場所だろう。地図が無いのでその場所はわからないので林道を進むのみ。しかしGPSが山頂まで数100mを割り込んでも標識は現れない。もう右手の斜面を登った先が山頂であることは間違いない。それとも登山道は山頂を回りこんで東から登るのだろうか。

 やがてGPSが山頂位置を真南に表示、最短距離で約150m。とうとう標識は出てこなかった。いや、東から登る可能性もあるが、破線は廃道化している確率の方が高いと判断、ここから最短距離で山頂を目指すことにした。斜面は植林だが笹、シダや大きな葉の植物で覆われている。雨で思い切り濡れているが背丈を没する笹藪ではないのが救いだ。

 低い法面をよじ登って斜面へ。草の茂りができるだけ薄い場所を選んで登っていく。間伐したらしい木がたまに草に隠れて横たわっていて足が引っかかる。山頂付近になると腰くらいの高さの笹に変わった。

 傾斜が無くなって浅松山山頂到着。尾根上には登山道は無く、登山道の形跡の笹原が凹んだ筋があった。木製の倒れた山頂標識が廃道化を雄弁に物語っていた。樹林に覆われた山頂は展望は無く、赤沢山と同じくGさん標識とすかいさんの標識の2つがあった。ここから田代山までGPSによると直線距離で約1.6km、道のりだと2km弱か。この先も廃道確実で、往復4kmの濡れた笹の中を歩くのはさすがに気が滅入るのでキャンセル、このまま戻ることにした。

 北に下って林道に飛び出し、林道のカーブでショートカットできそうな場所で1箇所だけショートカット。地図がないと下に林道が見えない限りはこれができないので効率が悪い。

 車に戻ると雨は止んでいたが、その後も降ったり止んだりでずっと天気は悪いままだった。ただし、おかげで気温は低くゴアを着て行動しても大汗をかかずに済んだ。

 

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